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介護に役立つ要素を経験から見つける

未経験者は意欲と強みをアピール

介護業界は常態的に人材を求めているため、割りと就業しやすいと言われています。しかし、未経験の場合、履歴書や職務経歴書にてどのように自分をアピールすればいいのか分からないといった声もあるようです。未経験者ならではのアプローチ方法を探っていきましょう。

未経験者は意欲と強みをアピール

なぜ介護業界を目指すのか

まず、未経験でも目を留めてもらえるような応募書類の作成が必要です。そこで大切なのは、なぜ介護職へ転職したいのかという志望理由を明確に記載すること。介護職への意欲、介護業界や地域社会に対する貢献意識などが汲み取れるような内容であれば、経験者に引けを取らないかもしれません。むしろ、未経験者ならではのフレッシュさ、学びへの意欲、新鮮な観点などが魅力になるでしょう。
もし本心では、介護の仕事がしたいというよりも「他の業界より転職しやすそうだから」「失業の心配がなさそうだから」といった理由だったとしても、それを正直に記載するのは避けたほうが賢明です。企業や事業所としては、介護業界に強い関心がある方、介護職へのやる気が感じられる方に魅力を感じます。つまり、「なんとなく、仕方なく」という雰囲気が漂う消極的な志望理由の応募書類は、見送られがちということです。
だからといって、嘘の志望理由を書く必要はありせん。消極的な理由をプラスへ転換すればいいだけです。例えば、「持ち前の明るさを社会的にニーズの高い介護業界で活かしたい」「腰を据えて、しっかりと介護へ携わりたい」といった前向きな志望理由が好印象を与えられるでしょう。

経験をどう介護に活かせるか

未経験者の場合、自分の職歴やスキルは介護職に無関係なのでは…と不安に感じがちです。しかし、介護職に活かせる要素を見つけることは、そう難しくはありません。例えば、アパレルショップや飲食店への勤務経験がある方は、対人スキル、状況を把握する力、ニーズを察する力などに優れており、それは介護の現場で大いに役立ちます。長く家庭にいた方であれば、物事(家事等)への対応を同時並行で行える、つまりスケジュールの管理能力に優れているといえるでしょう。育児経験がある方は年齢こそ異なるものの、食事の介助や衣服の脱着、相手の行動を辛抱強く待つなど似通ったシーンもあるはずです。
このように、異業種や家庭、地域との関わりなどにおいて経験してきたことは、介護でも活かせる要素が大いにあります。応募書類には、それらを自己アピールポイントとして記載しましょう。

提出する前にすべきこと

応募書類を提出する前に、ぜひやっておきたいのが、手元にコピーを取っておくということです。もし、書類選考を通過し面接に進んだ場合、往々にして提出した書類を元に質問されます。その際、自分が記載した内容をきちんと覚えていれば、返答につまったり、答えに矛盾が生じたりしないでしょう。また、事前にコピーに目を通すことで、落ち着いて面接へ臨める効果も期待できます。

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