書類選考を通過する志望動機の書き方

理由を明確に

まず、相手にしっかり伝えることを意識して書いてください。介護業界を目指した理由や、数ある選択肢の中からその応募先を選んだ理由を整理しましょう。その上で、自分が働くことでどのように貢献できるのか、将来的にどのようなキャリアを歩んでいきたいのかを文章化します。介護に対する熱意をポジティブな表現で伝えることが大切ですよ。いきなり魅力的な志望動機を書くのは難しいので、何度も練習して推敲を重ねていきましょうね。

具体的な内容で

介護の経験がある人はこれまでの経験を具体的に書くことで説得力が増します。初めて読んだ人でも、自分がどういった経験をしてきたのかを理解できるように書きましょう。実績を示す内容があればよりわかりやすくなるので、数値化できる実績があれば積極的にアピールしてくださいね。

今後のキャリアについて

今後のキャリアについても具体的に示してください。そうすることで、長く働く意欲があることをアピールできますよ。例えば、「数年後は現場のリーダーとして指導にも力を入れたい」などと具体的にイメージを伝えることで、採用担当者も応募者の仕事に対する熱意を読み取れます。資格の取得を目指しているなら、「○○年までに○○の資格を取得したい」と具体的に伝えるのも効果的ですよ。

人間性をアピール

介護の仕事は様々な人と関わるので、人間性も採用の判断基準になります。そのため、人間性をアピールできる話も盛り込みましょう。コミュニケーション力が重視されるので、これまでの経験でコミュニケーション力が活きたエピソードを具体的にアピールしてください。「一緒に働きたい」と思ってもらえることが大切ですよ。

注意点

応募先を決める際に、給料や福利厚生を無視する人はいないですよね？しかし、「給料や福利厚生がよかったから」とアピールすると、「他にもっと条件のいい職場があれば転職するかもしれない」と思われてしまいます。なので、志望動機ではあまり触れないようにしてくださいね。また、前職の退職理由が人間関係のトラブルの場合、それを正直に伝えるとネガティブな印象を与えるので注意してください。
大事なのは、自分の言葉で伝えることです。どこかで見た例文をそのまま書くのはよくありません。内容が伴わなければ相手の印象は悪くなり、不採用になってしまいます。文章の上手さも大切ですが、それよりも自分の言葉でしっかり伝えることを心がけてくださいね。